引渡し当日は何をするの?──鍵を受け取るその瞬間が、暮らしのはじまり

住まいが“自分のもの”になる日

引渡し当日は、売買の最終ステップです。
司法書士の立ち会いのもとで登記が実行され、残代金の支払いが完了し、鍵が手渡される──

この一連の流れを経て、物件が正式に買主の所有となります。
ここでは、当日の流れと確認すべきポイントを整理しておきましょう。

司法書士の立ち会いと登記の実行

引渡し当日は、金融機関・売主・司法書士が一堂に会し、所有権移転登記の手続きが行われます。
司法書士は、登記に必要な書類を確認し、法務局への申請を代行します。
この登記が完了することで、物件の名義が正式に買主へと移ります。

登記費用や印紙代などの支払いもこのタイミングで行われるため、事前に金額や振込方法を確認しておくと安心です。

残代金の支払いと鍵の受け取り

登記と並行して、残代金の支払いが実行されます。
通常は、金融機関から売主の口座へ振込が行われ、売主が着金を確認した時点で、鍵の引渡しが行われます。

この瞬間が、物件が正式に「自分の住まい」になるタイミングです。
鍵の本数や付属設備の確認、引渡し証明書の受領など、細かな確認事項もあるため、落ち着いて進めることが大切です。

引渡し後の初動も、事前に整えておく

鍵を受け取ったあと、すぐに生活を始められるよう、ライフラインの開通や引越しの段取りは事前に整えておくと安心です。
また、近隣への挨拶や住民票の移動など、行政手続きも順次進めていくことになります。

引渡し当日は、手続きの完了と新生活の始まりが重なる日。
慌ただしくなりがちな一日だからこそ、事前の準備が安心につながります。

安心してご相談いただくために

当社では、引渡し当日の流れや確認事項についても、事前にわかりやすくご案内しています。
「何を持っていけばいい?」「鍵はいつもらえる?」──

そんな疑問にも、ひとつひとつ丁寧にお応えします。
新しい暮らしの始まりが、安心と納得に満ちた一日になるよう、静かに伴走いたします。