「築年数が古いけど、リフォーム済み」ってどう見ればいい?

見た目の新しさだけでは、安心できないこともあります

物件情報で「築30年・リフォーム済み」といった表記を見かけることがあります。

見た目がきれいで価格も手頃──

そんな印象から「お得かも」と感じる方も多いのですが、築年数とリフォームの関係には注意すべきポイントがあります。

築年数は「構造」と「設備」の寿命に関わる

建物の構造(基礎・柱・梁など)は、築年数が進むほど劣化の可能性が高まります。
特に木造や軽量鉄骨の場合は、耐震性や断熱性の確認が重要です。
一方で、リフォームは主に内装や設備(キッチン・浴室・床材など)に施されることが多く、構造部分がそのままの場合もあります。

リフォーム内容は「どこまで手が入っているか」が鍵

「リフォーム済み」と一言で言っても、壁紙の張り替えだけのケースもあれば、水回りや配管までしっかり更新されている場合もあります。
見た目が新しくても、給排水管や電気配線が古いままだと、将来的な修繕リスクにつながることも。

築年数が古い物件を選ぶときの確認ポイント

  • リフォームの施工内容と時期
  • 構造部分の点検履歴や耐震性
  • 管理状況(マンションの場合は修繕履歴)
  • 住宅ローンや火災保険の条件(築年数によって変わることも)

「きれいだから安心」ではなく、「中身まで確認して納得」

当社では、リフォーム済み物件の施工内容や構造状況についても丁寧にご説明しています。
築年数が古いからこそ、安心して選べるように──

そんな視点で、住まい選びをサポートいたします。