売買契約って何を交わすの?──信頼と安心を形にする瞬間

約束を文書にすることで、安心して次のステップへ進めます

契約は、“条件を正式に確認し合う場”

購入申込が受理され、売主との条件が整ったら、いよいよ「売買契約」に進みます。
これは、物件の売買に関する内容を文書で取り交わす手続きで、買主・売主双方が署名・押印し、法的な拘束力が生まれる瞬間です。

契約書には、物件の概要、売買代金、支払い方法、引渡し時期、特約事項などが記載されます。
この契約をもって、物件の取引が正式に成立したことになります。

“手付金”は、意思表示とリスク管理の両面を持つ

契約時には「手付金」を支払うのが一般的です。
これは、買主が購入の意思を示すと同時に、契約解除時のルールを明確にする役割もあります。
通常は売買代金の10%程度が目安です。

手付解除のルールにより、買主が契約を解除する場合は手付金を放棄し、売主が解除する場合は倍額を返還することになります。この仕組みがあることで、双方が慎重に契約に臨むことができます。

“ローン特約”は、万が一への備え

住宅ローンを利用する場合、契約書には「ローン特約」が付けられることが一般的です。
これは、ローン審査が通らなかった場合に契約を白紙解除できるという条項で、買主のリスクを軽減するための仕組みです。

ただし、特約には期限があり、その期間内に審査結果が出なければ解除できないこともあります。
契約前に、金融機関との調整やスケジュール確認をしっかり行っておくことが大切です。

信頼と安心を形にするために

当社では、売買契約の流れや契約書の読み方、手付金や特約の意味についても、ひとつひとつ丁寧にご説明しています。
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大切な約束を納得のかたちで整えるお手伝いをいたします。